サービス、福祉、介護職の人の婚活ガイド

「こういう職業の人と結婚したい」というのは皆さん考えているでしょうし、このサイトにも「人気の職業ランキング」というものがいくつかあります。確かに、医師や弁護士、看護師、保育士、CAなどと結婚できれば鼻が高いです。

でも実際にいる職業の絶対数は少ないわけです。一方で「こういう職業はちょっと・・・」という不人気職業も存在します。特に男性の場合、こういう職業だと書類選考で落とされる=誰からもOKもらえないということが現実としてあります。

具体的には「サービス業」「福祉職」「介護職」です。この職業の人達は婚活で苦戦しますが、彼らが結婚するためにはどうすれば良いのでしょうか?

■サービス業、福祉職、介護職が不人気な理由

この職業の人が不人気なのは、日本の労働環境の負の部分を強く受ける待遇にあることが多いからです。でも、この人たちがいるからこそ我々は生活できているわけで、もっと理解してもいいはずです。

「サービス業」とは幅広く、翻訳業やコンサルティング業、○○士だってサービス業ですがマイナスに見られることはないですよね。

この場合のサービス業とは
・小売り
・外食
などを指すと考えてください。

それでは不人気の理由を考えていきます。

□休みが不規則、休みが少ない

これらの職業の人は「完全土日週休2日制」ではないケースが多いですよね。サービス業では土日、あるいは祝日こそがかき入れ時ですし、福祉職、介護職の対象者(お年寄りや障害者)のお世話は土日関係ないです。

また、「完全週休2日制」の職場は少なく「4週8休」(祝日分が休めない)「4週6休」や今時「週休1日」(法的には問題なし)も存在します。

勤務時間も不規則で夜勤がある職場もありますし、何より長時間労働です。

つまり結婚相手として自分たちと「時間が合わない」職業なんですね。女性がこうした職業ならば辞めてもらうという選択肢もありますが、男性の場合は辞められないでしょう。
休みも少なく激務で不規則な人を夫にはできないと考える女性も多いです。

そもそも婚活の段階で休みが合わないのですから、デートができませんし、そもそもお見合い自体が組めない可能性もあります。仮交際になったとしても、デートの間隔が空くのでお互いの気持ちが冷めていって自然消滅になってしまいます。

□収入が少ない

休みや勤務時間の条件であれば看護師なども該当しますが、看護師は婚活では大人気ですよね。何が違うのか、それは収入です。

サービス業、福祉職、介護職は「激務薄給」の代名詞であり、一方看護師は「平均年収470万円」が広く知られているように、特に女性の場合同年代と比較しても年収は図抜けています。

転職会社DODAの年収ランキング
https://doda.jp/careercompass/yoron/20140107-8113.html

によると、79業種でみると

63位 量販店/ホームセンター … 313万円
67位 食品スーパー/ストア … 303万円
67位 福祉/介護関連 … 303万円
70位 外食/レストラン … 302万円

とかなり低いことが分かります。もっと低い業種もあるではないか?と思いますが、従事している人の絶対数からいうと上の業種の人が多いんですね。

過酷な労働環境にも関わらず、違法に残業代を出さない会社や、「名ばかり管理職」にする、そもそも雇用契約ではなく(従業員ではない)、「業務請負」にして残業代はおろか保険料や年金、交通費の負担すらしない職場もあると聞いています。これでは稼げるわけないですよね。

「年収600万円は最低ないとお話にならない」などと条件を釣り上げている人が多い婚活市場においては(それが問題なんですが・・・)、こういう職業だと相手が考える条件を満たすことが難しそうです。

□キツイ、キタナイ、キケン・・3Kとブラック企業のイメージ

言うまでもなくサービス業、福祉職、介護職は3Kの代名詞でもあります。朝から晩まで変なお客と対面して接客する、立ちっぱなしで休憩できない、入浴や排せつ等の世話をする・・・、確かに肉体的にも精神的にもすり減りそうです。

同じ3Kでも土木職(工事現場など)は収入がいいので、婚活ではそれほど不人気ではありません。

精神的、肉体的な負荷をサポートするどころか、体育会系のノリで気合いで何とかなるという経営者のおかげで、外食チェーンをはじめとして「ブラック企業」のイメージが浸透してしまいました。

そんなブラックな業界の人と結婚したいとは思いませんよね。職に貴賤はないのですが、浸透してしまったイメージを払しょくするのは容易ではありません。

以上まとめると、サービス業、福祉職、介護職の方は

・休みが合わない、取れない
・収入が低い
・労働環境が過酷
・職のイメージが悪い

ことによって

・相手がマッチングしようとしない
・マッチングしても物理的にデートができない、続かない
・結果的に結婚まで至らない
・結婚後の生活が収入的に不安である

という負のループから抜け出せないでいます。どうしましょうか?

■いいところはないの?

では、この職業の人たちにいいところはないのでしょうか?

我々の日常生活にとって不可欠な存在、弱い人を助ける崇高な職、という職そのものに関する評価ではなく(評価する人は多いと思います)、結婚相手として、婚活のプレイヤーとしてのメリットです。収入が低くて激務なのにメリットはあるんでしょうかね?

□サービス業のメリット

無謀な環境でマネジメントを任されますから、修羅場には強いと思います。限られた戦力でいかに成果を挙げていくのか、普通の企業ならば40代くらいでやることを、20代新卒にやらせるわけです。

当然みんな辞めていきますが、その中でも残って続けている人は能力が高くマネジメント力があるということでしょう。

結婚生活や子供が生まれてからの生活では、うまくやりくりして困難に立ち向かっていかなければならない場面の連続です。

ぬるま湯ではなく、激務の荒波にもまれて耐えている人はサバイバル能力が高いとも言えるでしょう。

□福祉職、介護職のメリット

実際に介護をしながら弱い立場の人と接しています。心が慈愛に満ちていて、配偶者として、親として潜在的な能力が高いのはもちろんですが、具体的なスキルもあるわけです。
ご両親が老齢になり介護が必要になったときや病気になってしまった時などは、それほど頼りになる存在はないと思います。

看護師ほどではありませんが、病気などの医療知識にも詳しく困ったときには頼れます。

また、特に女性の場合、「潰しが利く」職業でもあります。福祉や介護の仕事は人手不足で年中求人があります。つまり一度仕事を辞めても、すぐに別の職場で復職できるということです。

・子育てが一段落したら始めたい
・夫の転勤先で始めたい

という場合、福祉職、介護職のニーズは非常に高く有利です。

フルタイムの仕事にすると大変ですが、パート、アルバイト勤務も可能で、時間を有効に活用できます。時給もスーパーのレジ打ちなどに比べればいいはずです。

と書きましたが、やはり他の職業と比較して抜きんでているメリットはあまりなさそうです。結婚後のメリットはそれなりにありそうですが、婚活を行う上で有利になる要素は残念ながらほとんどありません。

ということは結婚まで持って行くためには婚活を戦略的に行う必要があります。

■サービス業、福祉職、介護職におススメの婚活

どの婚活でもいいとはいきません。やはり選考の段階ではねられてしまう可能性がどうしても高くなってしまうからです。

□平日開催の婚活パーティー

婚活パーティーは土日、あるいは平日の夜だけだと思っていませんか?大手の婚活パーティーでは「平日休みの人」向けに平日の昼間に婚活パーティーを開催しています。

たまたま有休をとった土日休みの会社員もいるかもしれませんが、いつものパーティーと比較すればサービス業、福祉職、介護職の人が多いはずです。同じ職の人同士ならば理解もありうまくいく可能性があります。

平日開催のパーティーに来ているということは少なくとも「相手が平日休みでもいい」と思っているわけで、理解してくれる人の割合は高そうです。

□これらの職業の理解のある結婚相談所

結婚相談所の中にはこうした職業の人たちに強い、ノウハウがあるところがあります。実際には専用のシステムで検索するのですが、サービス業や福祉職、介護職の結婚事例について経験があれば適切なアドバイスができます。

「○○(職業) 結婚相談所」などのワードで検索して見るといいでしょう。

□婚活サイトで正直に書く

婚活サイトを利用する場合は、職業や休みを正直に書いた方がいいです。実際に会ってから打ち明けるよりも最初から書いていてそれでもいい人を探した方が効率的です。

積極的に探している人は少ないかもしれませんが、それでもいい人を探す方がショックが少なくて済みます。

□婿養子等相手の家業を継ぐ

男性のサービス業の場合、雇われ店長ではなく自分の店を持つのが夢という人もいるでしょう。でも現実には難しく、そのためにはお金と支えてくれる人(結婚相手)が不可欠です。つまり婚活がうまくいかないと色々解決できないわけで、それらを一気に解決する方法として「婿養子になり(ならなくてもOK)女性の実家の店を継ぐ」というのはどうでしょう。

跡取りが必要な専門店や飲食店は存在します。全くの素人よりはチェーンであってもその業種に就いていた人のほうがいいに決まっています。

家業を継ぐためには結婚相談所や自治体の結婚相談窓口に登録するのが一番です。間口は狭いですが、うまくマッチングすれば人生逆転できるかもしれません。

■自信を持ちつつ戦略を練っていく

ここまで書きましたが楽な道ではなさそうです。分かってくれる人ばかりではないのも事実なので、戦略をもって色々な人に相談したほうがいいと思います。結婚したほうが絶対にいい人生になるはずです。

「人のため」ではなく「自分のため」に生きてみませんか?

■サービス、福祉、介護職の人が婚活で成功するには?

・サービス業、福祉職、介護職の人は婚活で人気がない
・過重労働、低賃金、不規則な休み、休みが少ないことが原因
・会社員と休みのサイクルが違うのでデートできない
・戦略をもって婚活しないといけない
・こういった職業に強い婚活を利用する
・相手の家業を継ぐなど今のスキルを活かして生き方を変えるのも1つの方法
・諦めないで戦略的に婚活をする