バツイチはモテる?離婚歴ありでも婚活を諦めてはいけない理由
婚活の際に「バツイチ」と伝えるのをためらってしまう人も多いと思います。確かにバツイチを避ける傾向は男女ともにあり、それは仕方がないことなのかもしれません。
結婚したことがない人を選びたいのは共通しています。しかし、やり方次第ではバツイチであっても婚活を成功させることができます。
ここではバツイチで婚活をうまく持って行くための方法について解説します。
日本人の3組に1組が離婚しています
まず、離婚のデータを見てみましょう。厚生労働省の統計(2014年)によると日本の
- 結婚数は643,740組
- 離婚数は222,104組
となっています。
(人口動態統計)
確かに3組に1組が離婚しています。離婚は珍しいことではなく、むしろ当たり前に起こることだと思ってください。
日本の場合、婚姻(入籍)せずに子供を産み、育てるカップルは非常に少なく、その結果「離婚」と戸籍に×がついてしまいやすいのです。
離婚原因は仕方がないものもあり
そして現実の離婚原因を見ていきましょう。
男性、女性それぞれで若干差はありますが、共通しているのは
1位 性格の不一致
2位 浮気
3位 暴力(DV、暴言)
となっていて1位の「性格の不一致」が圧倒的に多くなっています。性格が合わないのは持って生まれたものですので努力のしようがありません。
仕方がないものとして割り切り、この関係から離れるのが得策です。
なぜバツイチは嫌われるのか?
なぜバツイチは婚活で評価が低いのでしょうか?上で述べたように誰にでも当たり前に起こることなんですけど。
結婚生活が維持できなかったと思われる
確かに100%相手が悪いということはあまりないのですが、どうしようもない理由もあります。ただ、「バツイチ」という言葉を予想以上に嫌がる人が多いということです。
きれいな体ではない?
結婚するまで誰とも性的な関係を結ばない人が今の時代どれほどいるのか?とも思いますが、既婚者ならば確実に関係がありますからね。
バツイチでも病気や事故などで死別した人でも嫌がる人というのは残念ながら存在しています。
連れ子のリスク
経済的にいきなりもう1人追加というのも大変ですが、いくら子供とはいえ赤の他人といきなり暮らすことをためらうのも無理はありません。
世間体が悪い
そんなもの、無視すればいいのでは?と思うかもしれませんが、やはりその家庭によって違いがあり、どうしてもOKが出ない家もあります。
バツイチが避けられる理由はこんな感じでしょうか?こうした考えを全くなくすことはできないでしょうし、やはり結婚経験がない人と比べてハンディがあるのは否めません。
でもやり方によってはバツイチを加点材料に変えることもできます。
バツイチをプラスに変えていく
バツイチであることをプラスに変えてみましょう。例えば、再婚する相手を特定の層にすれば十分モテモテになれると言えるでしょう。
「結婚できた」という事実
バツイチということは少なくとも結婚できていたわけで、コミュニケーション能力がなく、恋人いない歴=年齢のモテない人ではありません。
例えば同じ40歳男性で婚活している人がいます。婚活で女性は彼らを見てどう判断するでしょう。
- バツイチの人
コミュニケーション能力もあり女性の扱いにも慣れているはず。
ひょっとすると相手の女性に問題があり離婚してしまったのかもしれない。私がこの人を支えてあげないと。
- 未婚(結婚歴がない)人
ひょっとして彼女いない歴=年齢?女性にも慣れていなそうだから結婚はおろかお付き合いでも苦労しそう。
ひょっとすると性格などに問題がある、あるいは隠していることがある?
子供を養える経済力、親としての能力
もし、子供を1人で育てているのであれば、経済力もそこそこあり、何より人の親として立派にやっていかれる人だということを如実に示しています。
例えば年齢的に子供がもう1人は難しい人や何らかの原因で子供が産めない人にとっては、相手に子供がいたほうが楽しい家族生活を迎えることができます。
バツイチの人の婚活方法
とはいえ、普通の婚活方法をしていたらやはり不利になります。上記のメリットよりもデメリットを感じる人が多いのは事実です。
例えば結婚相談所で「バツイチの人不可」にしている人はたくさんいますが「バツイチしかダメ」と設定している人はほとんどいません。あくまで「バツイチ「も」OK」という条件を下げることであることは忘れないでください。
具体的に各婚活でどうしたらうまくいくのでしょうか?
婚活パーティー
婚活パーティー各社では「離婚経験者、理解者」「シングルマザーオンリー」などバツイチの方向けの婚活パーティーを開催しています。
同じバツイチの人や、バツイチでも問題がない人しか参加しません。この時点でバツイチの不利な条件はなくなります。
むしろ初めから事情を理解している人しか来ませんから、カップリングすれば話を進みやすいのだと思います。
婚活サイト
バツイチ限定の婚活サイトはありませんが、検索の際に「離婚歴ありでも可」という人を初めからフィルタにかけることができます。
結婚歴がない人じゃないとダメという人を最初から排除できるので、マッチングする可能性は高くなります。後は通常の婚活サイトと同じことです。
結婚相談所
バツイチに強い結婚相談所が存在します。例えば「クラブ・マリッジ」(http://konkatu-walk.jp/category19/entry165.html)もうそうですし、一般的な結婚相談所でも「バツイチ歓迎」「バツイチ応援」のように積極的にバツイチの人でも受け入れようとしているところがあります。
会員データは結婚相談所連盟ごとに共通ですが、カウンセラーが熟知していて、バツイチの人でもうまくいきやすい相手を紹介してくれたり、検索して申し込むためのアドバイスをしてくれたりします。
バツイチ婚活の注意点
繰り返しになりますが、やり方次第でバツイチの欠点を消して婚活ができるということなので、積極的に「バツイチの人がいい、バツイチの人じゃなきゃヤダ」という人は非常に少ないことを覚悟してください。
ひょっとすると、結婚経験がない人では歯が立たないので「バツイチでもいいや」と条件を下げてきたスペックが低い人や、モテない感じの人がいるかもしれません。そこでどう折り合いをつけて妥協できるかだと思います。
例えばモテない男性であっても誠実で浮気も暴力も振るいそうにない人ならば、多少女性への気遣いが下手でリードできなくても、むしろバツイチのほうが相手を導いてあげて、自分好みの男に仕上げるくらいの感じでいるとうまくいくかもしれません。
バツイチでの婚活は
- 加点要素は少ない
- 高望みをしない
- やり方をよく考える
ということに注意をしていただければと思います。
ともかく婚活しないと再婚はありませんから元気を出して始めてみましょう。諦めていたら次はありません。行動あるのみです。
離婚歴ありでも婚活を諦めてはいけない理由 まとめ
バツイチ婚活まとめ
- 日本人の3組に1組が離婚。決してバツイチは珍しい存在ではない
- 絶対にバツイチは嫌だという人達が一定数いるのは認めて許容する
- 「結婚できた人」という面をアピールしていく
- バツイチ向けの婚活サービスもあり積極的に利用する
- 完全既婚者と同じ評価を受けるのは厳しい。ある程度相手に妥協することも大切