【お江戸の婚活 】吉原花魁の男を騙すテクニックとお金

お江戸の婚活in吉原【寄稿】

吉原というと色っぽい場所を想像しますよね。
江戸時代の吉原というと、更に色っぽい女性を想像しませんか。

 

 

 

 

今回はお江戸吉原での婚活がいかにエグいかを知って頂きたいの。

 

吉原の女性はデートなんかできない!
男性は会うために莫大なお金がかかる!

 

当時の吉原は「騙されに行く場所」です。

男性は「女房を騙して騙されに行く」などと川柳で詠われていました。

 

吉原の女性は借金がありますから、まずそれがハンデです。
その借金を返し終わらないと結婚ができないのですよ。

 

働いて返すなら10年以上かかります。
苦界とも言われる辛い仕事を、年に2回しか休みをとらずに10年以上続けるなんてブラック企業も真っ青。

 

早く借金を返す為にはスポンサーを見付けるのが1番手っ取り早い方法です。

 

身請けですね。
これを婚活と思ってください。
借金返済をしてくれる男性を探して騙すのが吉原女性の婚活。

 

現代も婚活というと相手の収入が気になるでしょ?
だから、まるっきり参考にならない婚活じゃないはず。

 

吉原は男と女の騙し合いの街。

どうやって騙すんでしょ?

 

まずはお江戸の婚活から。

 

江戸時代の婚活

 

■目次

お江戸の結婚
吉原の女性
吉原女性の1日
まとめ

 

 

お江戸の結婚

 

江戸時代、特に江戸は女性の数が圧倒的に少なかったんです。

 

1721年の江戸の町の人口は、男約32万人、女約18万人!

 

お江戸の女性はモテモテ。
だって数が少ないから。

 

 

誘うのは女性の方から。
この時代は女性から食事に誘われたら「関係を持ってもいいわよ」というサイン。

 

男性から誘うことはほぼ無し。
プロポーズも女性から。
圧倒的に女性の立場が強く、男性は草食系ばかりでした。

 

 

 

 

時代劇でもなかなかやらない本当の話。
男は待つだけなんですよ。

 

お見合いの話も多いけど。
婚活なんてしなくても引く手あまた。
おまけに結婚をしてからも大事にされました。
大事にしないと浮気をされちゃうし、別れ話にでもなれば、その男は2度と結婚できませんから。

 

ご飯を炊くのも亭主、家事はお惣菜を買う(台所がありません)だけの料理でOKのかかあ天下になれます。

 

現代で婚活を頑張っている女性からすれば羨ましい限りですね。

 

でも、もれなく貧乏がついてきます。
お江戸は長屋暮らしが主流でしたから、薄い壁で声は筒抜けだし台所もお風呂も無い6帖1間での生活。

 

楽な婚活ですぐに結婚ができるけど、プライバシーのない貧乏生活ですから離婚率も多かったんです。

 

お江戸では離婚はハンデになりませんでした。
女性はいくらでも貰い手がいますから。
男性は悲惨、数少ない女性を1度でも逃すと次はありません。

 

武家の結婚話はまた違うのでご容赦を。

 

ああ、女性と仲良くなりたい。
そんな男だらけのお江戸では、吉原は憧れの街。

 

吉原の女性はもっと強くてシビア。

 

吉原の女性の婚活

 

 

親や旦那に借金のカタとして売られてきた女性達。
苦界10年と言われ、10年以上務めなければ借金は返せませんでした。

 

身請けの金額は女性の格によって決まります。
40両から1000両まで。
1両を約13万円とお考えください(江戸時代は長いので早期ならもっと安い)。

 

 

怖いのは病気です。

遊女の80パーセントが梅毒に感染していたというデータが残っているんですよ。

 

梅毒が進行すれば鼻が崩れはじめるので、まともに働けなくなります。
そうなると夜鷹へと身を落としていくほかはなかったのです。

 

その前に身請けをしてもらわなきゃ!

 

前述にも書きましたが、お江戸の男は草食系ばかり。

Mの男性ばかりなんです。

 

つねったり、噛んだり、引っ掻いたりしてあげると喜ぶ男達。

 

それに合わせて、ミョウバンを着物の袖に仕込んで目をこすり、タイミングを見計らって「好きであいんす」と涙を流す!

 

いわゆるツンデレですね。

 

また、吉原の女性はとても勉強熱心で難しい本を沢山読んで書を嗜み、学者の間違いを指摘することもできた花魁がいたそうです。

 

お金持ちのお大尽を捕まえる為、どんな会話もこなせる努力をしていたんですね。

 

だってデートなんかできないんですよ?
吉原から出られないのです。
花魁が逃亡するのを防ぐため、それは厳しくチェックされていました。

 

だから勝負はお店に来てくれたお客と一緒にいる時間だけ。

 

つねったり、噛んだり、泣いたり、証文を書かせたり、楽しい会話をして夢中にさせなきゃ!

 

あなたの為にと、爪を剥がしたり入れ墨をいれたりもしました。
刀で太ももを刺すことも!

 

 

そこに恋愛感情はあるのか?

 

ありません。
吉原の女性は、お店からきつくきつく「お客に惚れてはいけない」とお説教をされるんです。

 

お店に来る男性もそれを分かっているのですが、自分の為にここまでしてくれるのかとグッとくるじゃないですか。

 

自分だけのものにしたいと思うじゃないですか。

 

見事に身請けされれば、苦界からおサラバできて婚活成功。
恋愛感情より実を選ぶ訳です。

 

中には相思相愛もあったのかもしれませんが、少ない話だと思いますよ。

 

身請けされても、奥さんじゃなくて愛人という場合もあるので婚活成功ともいえなかったりして。

 

それでも鼻が崩れて死んでいくよりいいっ!

 

吉原女性の1日

 

 

朝6時から始まります。
まず、泊まりの客を送り出すのです。
これも次にまたすぐに来店してくれるように、つねったり泣いたりして営業を頑張らないといけません。

 

 

 

 

そこから仮眠。
10時に朝ごはん。
お風呂に入って、化粧と着付けに2時間以上かけます。

 

お化粧は顔だけじゃなく、身体全部。
下半身もつま先から膝までおしろいを塗るのですよ。

 

次はキャバ嬢でいう営業メールならぬお手紙の時間。
「会いたいでありんす、好きであいんす」と捻った文章で美しく何人にも書かなければなりません。

 

午後4時に出勤。
お座敷に上がるのが午後6時。
お客様と床入りするのが午後10時。

 

ここからが辛いお仕事ですよね。

お客様によっては寝かせて貰えず、朝の6時には起きなければならない。

 

こんな生活を毎日10年間も続けられますか?
休みは年に2日だけ。
病気でも余程の病気じゃなければ休めません。

 

吉原の女性の婚活は切なくて悲しい。

 

 

まとめ

 

 

お江戸の婚活に比べれば現代の婚活の方が夢があると思います。

 

お江戸の町人は結婚をしても貧乏暮らしをするしかなかった。
吉原の女性はお金持ちとしか結婚ができなかった。

 

それを考えれば、現代の結婚の条件なんてなんとでもなりますよ。

 

高収入の男性を探している女性の気持ちは分かります(凄く分かるー!)。
けれど考えてみて。

 

年収600万円以上の所得がある人は5パーセントしかいないんです。
おまけにケチかもしれないでしょ?

 

現代の婚活は、借金を返してくれる位の金持ちじゃなければ駄目だという吉原女性とは違うじゃないですか。

 

現代の婚活はネットまでも広がって出会いの幅が広がりました。
わざわざ窓口を狭くするのは、かえって勿体無いこと。

 

それでも収入第1の婚活を貫き通すのも自由。
自由な婚活ができる幸せ。
もれなく貧乏になるという訳でも無いし。

 

 

良い縁に恵まれますように。

 

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この記事を書いた人

松井みめい。

面白い話やネタを探して高度な笑いを追求するブログを書いていま す。
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