婚活うつに気を付けよう〜婚活で疲れた心をいやす方法と予防

婚活うつに気を付けよう〜婚活で疲れた心をいやす方法と予防

婚活しすぎて精神的に参ってしまう「婚活うつ」という状態になってしまう人が増えているようです。婚活は心身ともに消耗しますが、うつ病になってしまえば婚活どころではありません。限界にならないように予防と対策を講じる必要があります。ここでは「婚活うつ」について広く考えていきたいと思います。

 

婚活うつって何?

最近、大きな病院の中には「婚活うつ外来」という診療科目ができているところもあるように、婚活を行うと誰でも陥る可能性があるものとしてうつ病が広く認知されてきています。

 

一般的な「うつ病」の原因は単一のものではなく、過労、人間関係、親しい人の死、失恋、離婚・・・様々な要素が重なって起きるものだと言われています。同じ条件に置かれたとしてもうつ病になる人、ならない人がいますが、これはうつ病になる人の心が弱い、甘えているということではなく、脳に強い刺激が加わるため神経が参ってしまうからなのです(後述)。

 

婚活うつはうつ病の中でも婚活という特殊な条件の下で起きるものなので、比較的予防、対策ができるものだと考えられています。婚活うつになる要因はいくつかあります。

 

全人格の否定

就職活動であれば「お断り」になったとしても、筆記試験の点数が悪い、適性検査で合わない、面接で話せなかったなど、ある程度自分でその原因を探して反省することができます。その会社では採用されなくても他にきっと採用してくれるところがあるはずだ、と前向きになれるケースもあります(それでもへこみますが)。

 

人事や役員が面接する=その道のプロが見るわけですから、やはり適性がなかったのかなぁとあきらめもつきます。

 

婚活の場合は、お見合いや仮交際でダメになっても何が悪かったのかよくわかりません。決定的な失敗(遅刻、失礼な言動)があれば別ですが、おそらく多くのケースでは全力を出し切るのだと思います。

 

そして同い年ぐらいのそれほど大きく条件が違わない異性から、性格や容姿その他を含めてお断りされる、これは「全人格の否定」と捉えてしまう人も少なくありません。

 

婚活がうまくいかなければ、その「全人格の否定」が繰り返されるわけで、自己評価がどんどん低くなり地に落ちてしまいます。

 

ハードなスケジュール

必死に婚活をすればするほど自分の休みがなくなっていきます。お見合いやデートはもちろんですが、不安になり空いているスケジュールがあれば婚活パーティーに行く、そういうことをしていけば体力が消耗され、精神的にリフレッシュできなくなります。

 

職場で過労しているのと同じ状態になってしまうわけですね。

 

張りつめた神経

就職活動の面接は長くて30分程度ですが、婚活の場合、お見合いでは1時間〜2時間、婚活パーティーでは様々な人と1時間〜3時間くらい話します。当然神経は張りつめていますので精神的なストレスは大きなものになります。

 

婚活をすればするほどこうした緊張感が蓄積されていって、メンタル的に参ってしまうでしょう。

 

異性に対して恐怖心を持つ

どんどん疲れがたまっていって、異性に自分をその度に否定されています。こういうことを繰り返していくと異性と会うのが恐怖になってしまいます。成功体験がなく失敗体験だけを重ねていくことで、婚活というものに対して恐怖しか感じなくなってしまいます。

 

そこで休めばいいのですが、「結婚しなければ!」という強迫観念から無理に婚活をしていきますから、精神的なストレスは頂点に達してうつになってしまう可能性が高くなるわけです

 

そもそもうつ病とは〜うつ病とうつ状態の違い

 

そもそも「うつ」とは何でしょうか?「うつ病になる」といいますが、れっきとした脳の病気であるうつ病と、誰もが正常な人間の機能としてなる「うつ状態」は違うんですね。

 

□うつ状態について

「明日大事な仕事があり憂鬱だ」「家族が病気になって何も楽しいことをしたくない」、そういう気持ちになるのは人間にとって正常な機能です。悲しいことがあっても楽しくて仕方がないと思っているほうが問題で、要は憂鬱になる原因がはっきりしていて、その原因が解消される、あるいは事件が経過すればうつ状態は解消されていきます。

 

大事なプレゼンの前は憂鬱ですが、終わればスッキリしますよね。

 

□うつ病について

うつ病とは原因となる事象が解消されても、わけもなく憂鬱な気持ちが続いて何もする気が起きなくなる脳の病気です。

 

うつ病になる誘因は人それぞれですが、一度なってしまうと投薬治療や長期間の完全休養がないと元には戻りません(完全に戻ることはないという人もいます)。

 

原因は脳から「セロトニン」という物質が物理的に出なくなることだと言われています。セロトニンは人間の感情を司る働きがあり、これが正常に分泌されることによって冷静さや安らぎ、安心の気持ちが出ると言われています。

 

うつ病の状態はセロトニンが出ないことによって、その安心、安定が欠けています。憂鬱さ、不安感、吐き気、何もする気が起きずにひたすら寝ていたいというのは、人間が人間として踏ん張って生きていくエネルギーが欠けてしまっているんですね。

 

こうなってしまうと「気合い」や「根性」で何とかなるものではありません。脳がおかしくなってセロトニンが出ないわけで、内臓疾患を気合いで治せないのと同じです。目に見えないため「甘えている」という偏見がありますが、胃潰瘍の人に「甘えている、気合いで治せ」という人はいないのと同様で、それは無理です。

 

そもそも、気合いや根性を出す脳の器官がおかしくなっているわけで、どうしようもありません。

 

□婚活うつがうつ病になる?

誰でも婚活でお断りされればがっかりしますし、憂鬱な気持ちになります。ただ、多くの場合は残念だがご縁がなかったということで気持ちが切り替わるはずです。これが正常な「うつ状態」です(すぐ回復する)。

 

でも婚活によってうつ病まで至ってしまうと、脳がおかしくなってしまうのでもはや婚活どころではなく、最優先事項として治療しないといけない病気になります。

 

うつ状態でとどめて、うつ病まで至らないようにしないと取り返しがつかなくなります。

 

うつ病になれば婚活どころではない

婚活うつからうつ病になってしまうと、もはや婚活どころではありません。日常生活そのものを行うエネルギーがなくなり、仕事にも行けなくなりひたすら家で寝て苦しむことになります。

 

そもそも異性と出会いたいという欲求そのものが喪失してしまうはずで、こうなってしまうと年単位での治療期間が必要になります。

 

仕事もまともにできなくなります。休職を余儀なくされ、そうなると社内でのキャリアは絶望的になります。退職してしまえばそれまでの「職業」がなくなり「無職」になります。当然、特に男性の場合は無職では婚活の資格がないですから回復させて再就職しないと婚活できません。しかし再就職先が前職よりも年収が高い、同じくらいケースはという(病気退職からの転職では)ほとんどないでしょう。

 

完解(うつ病の場合「完治」ではなくこの言葉を使います)しない限り、通院は続き服薬をやめることができません。この事実を黙っていることができるでしょうか?一方で正直に打ち明ければお見合いが組めない(避けられる)事になります。

 

もちろん、以前のペースで婚活はできないでしょう。うつ病が再発すればもっと悲惨なことになります。健康面で爆弾を抱えてしまうことになるわけです。

 

婚活からうつ病になってしまうと

@職業、年収等の婚活ステータスが大幅に悪化する
A無職になれば婚活自体の資格がなくなる
B以前のペースで婚活できなくなる
C「病歴」がつく
D障害者になってしまうリスク

 

など、条件で釣る婚活ではその価値がゼロになってしまうくらいのマイナスになります。何とかして婚活うつをうつ状態(うつ病の前段階)で留めなければなりません。

 

婚活うつの予防法

一般的なうつ病の予防法と似ています。

 

休養を取る

 

焦る気持ちは分かりますが、ゆっくり家で休養できる時間を取ってください。土日のうちどちらかは婚活をしないようにしてもいいでしょう。

 

婚活予定を入れすぎない

不安だからといって、無理やり婚活パーティーに行くことなどは避けましょう。婚活がない日は休みなさいと言っているのだと思ってください。ハードスケジュールにしても結局疲れるので1回あたりの熱意が下がり、それが相手にも伝わってしまいます。

 

リフレッシュする

何かストレスを解消する方法を考えましょう。よくうつ病の予防で言われるのは、スポーツをする、芸術鑑賞をする、おいしいものを食べるなどですが、婚活でこういうことをしている場合、むしろ婚活を思い出して逆効果かもしれません。

 

普段やっていないけど、精神的肉体的な負担にならない方法を各自で見つけてみてください。

 

一定期間婚活を休む

結婚相談所では「休会」という制度があります。ずっと婚活をしていると婚活うつになりリスクも含めて、疲労が蓄積していきます。そうなると、病気にならないまでも婚活自体に嫌悪感を持ってやめてしまいます。

 

婚活を止めても結婚できる人は少ないわけで結局自分の首を絞めてしまうことになります。そうならないためにも1か月〜2か月婚活を忘れてみるのも悪くないと思います。

 

このくらいならば挽回可能な時間ですし、だらだら嫌々続けているよりもうまくいくかもしれません。

 

婚活仲間を見つける

 

以前の記事

「婚活における同性は敵ではない!むしろ味方にするのが重要な理由!」

 

で書いたように、婚活パーティーの「反省会」などで同性の婚活仲間を見つけてください。

 

婚活は友人に黙っていることも多く、例え話せても相手が婚活していなければその悩みについて分からないと思います。同性の婚活仲間ならば婚活については何でも話せるはずです。

 

だから辛いことや婚活疲れがあった場合愚痴を聞いてくれて、アドバイスもくれるかもしれません。婚活における最大のカウンセラーは同性の婚活仲間なのかもしれませんよ。

 

婚活外来に行ってみる

婚活を専門に扱った病院(クリニック)に行って今の自分がどのくらいストレスを感じているのかチェックしてみるのもいいと思います。投薬がなければ遡って調べられることもなく、婚活やその後の生活への悪影響もないです。

 

有名な婚活外来として

「河本メンタルクリニック」

 

がありますが他にも探せばあるはず。病院でなくてもカウンセリングルームでもいいでしょう。

 

疲れた心をいやすには?

根本的に疲れた心をいやすためには、婚活をもうしなくてもいい状態を作り出すしかありません。つまり結婚相手を見つけることです。少なくとも本交際の異性ができれば、恋人ですからいやされますよね。

 

仕事とは違い、結婚できれば婚活は終了です。ゴールが見えていますから、ストレス量を調整しながら上手にやっていくしかないと思います。

 

マッサージやリラクゼーション、服薬などで根本的に治るものではなく、相手を見つけるのが何よりの薬です。

 

婚活うつをこじらせて、本当のうつ病になってしまうと全てを失ってしまうことにもつながりかねません。ですので、そうならないようにするのが一番のいやしになります。

 

短期決戦で婚活を考えましょう

結果的に婚活期間が長くなってしまうのは仕方がないのですが(諦めてはいけないので)、最初から2年〜3年の長期戦で臨むとうまくいきません。

 

結婚相談所などでもそうですが、本当に決まる人は数か月で相手を見つけています。だらだら続けていくと、婚活疲れがたまっていきますし、いわゆる「婚活思考」になりどんどん相手へ求めるハードルが高くなります。

 

自分でハードルを高くして、それを越えられないからストレスがたまっていき「婚活うつ」になってしまうのは本末転倒だと言わざるを得ません。ですから、短期集中で一気に相手を見つけたほうがいいです。

 

本交際→婚約→結婚→その後の生活のほうが遥かに長く重要ですから、ここで心身にストレスを与えてしまうのは良くないです。もちろん、いきなり全力でというのも難しいかもしれませんが、最初から長期戦を覚悟するのはストレスや婚活うつのリスクがありおススメできません。

 

自分に合わない婚活だと思ったらすぐに変える(例えば婚活パーティーがダメなら結婚相談所に変える)ほうがいいんですね。というわけで婚活うつなど健康面を考えても、婚活の成果から考えても短期決戦が望ましいです。

 

無理は絶対にダメ!

婚活は絶対にしなければならないというものではありません。縁はどこにあるのかわかりませんし、体を壊してしまえば結婚どころではなくなってしまいます。失うものが多すぎますので、ヤバい!と思ったらすぐに婚活を休止してゆっくり自分の時間を作って休むようにしてください。

 

1か月〜2か月ならば簡単に取り戻せます。焦って数年を無駄にしてしまうことがないように思わぬ「婚活うつ」という落とし穴にはまらないように気を付けてください。

 

婚活うつに気を付けよう まとめ

  • うつ状態とうつ病が違い、うつ病になると簡単には治らない
  • 婚活ではうつ病になりそうな誘因が複数存在する
  • 特に相手から100%人格を全否定されると感じるシステムがダメージを与える
  • 気力、体力を大きく消耗してしまう
  • うつ病になってしまうと取り返しがつかないことになる
  • 疲れたと思ったら休んで婚活のことを忘れてリフレッシュするのが大切
  • 愚痴をこぼせる同性の婚活仲間がいるとありがたい
  • 場合によっては「婚活外来」など医療機関にも頼る
  • 相手が見つかれば婚活は終わるので短期決戦でがんばる
  • 無理は絶対にダメ!

 

 

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