男と女の恋愛脳の違い 

みなさんは「恋愛脳」という言葉を聞いたことはありますか?
恋愛に対してどのように考えるのか、それは人間の脳がどのように作用するかに大きく影響されると言われています。

1つの考え方として、「男性脳/女性脳」というものがあります。
脳機能は男女全く同じではなく、性差があるという考え方です。もちろん、個人差があります。「男性だから、女性だから絶対に○○という傾向がある」というものでもありません(男性の方が筋肉があり運動能力も高いですか、女性よりも走るのが遅い人もいますよね)。

ただ、婚活をするにあたっては性差がありそうだから注意してみよう、くらいの認識でいてください。ちょっとした恋愛トリビアになります。

なお、本稿はhttp://www.lec-jp.com/h-bunka/item/v252/pdf/200506_14.pdfを参考にさせていただきました。

目次
1.男女の脳の構造の違い
2.なぜ男性はムードを大切にできないのか
3.ホルモンと恋愛も関係しています
4.性の本能的機能の違い
5.男性の望む恋愛

■男女の脳の構造の違い

人間の脳は「右脳/左脳」に分かれています。
一般的に右脳は感性(情緒的、芸術的、音楽的)、左脳は言語や論理性(分析能力等)を担っていると言われています。

それぞれの脳の大きさなどにはあまり男女に大差がありませんが(男性の方が脳が重い傾向にあるようですが、だから優秀であるという研究はありません)、右脳と左脳をつなぐ「脳梁」という器官が女性のほうが太いのです。

それによって、右脳と左脳をどのように使うのか、情報処理の面で差が出るのではないかと言われています。

要するに女性は、右脳と左脳をつなぐ器官が太いので、両方の脳を使って物事を考えやすくなるのに対して、男性はどちらかに偏ってしまうため極端な方向に走ってしまう(単純ともいう)らしいのです。会話のリズムが男性と女性では違うということはここから来るという指摘もあります。

ただし、これは個人差がありますし、また脳の構造だけで決まるものではありません。

■なぜ男性はムードを大切にできないのか

最新の脳科学の研究で分かったことですが、肌に刺激を与えた場合の脳の反応を女性と男性で比べたところ、男性の方が反応が鈍いという結果が出ました。脳の構造上の違いによってこの結果が導かれるのでは?と言われていますが、そうなると、女性の場合徐々にムードを作っていって、体に触れる、手をつなぐ等のスキンシップで満足できるのに対して、男性は脳の反応が鈍いのでより直接的なスキンシップを求めがちになります。

婚活で会ったばかりなのにいきなり手をつないできたり、仮交際なのにキスを迫ったりするなど「過激な」行動をする人が男性に多いのも、ムードだけでは脳が満足しないということもあるのだと思います。

①女性は恋愛をムードで楽しむ
②男性は恋愛で視覚的触覚的な刺激を求めがち

なのも、要は男性は直接的な刺激が強くないと快感を得られにくい脳の構造にあるというのが理由の1つとして挙げられそうです。ム―ド以上のことをして快感を求めたい、そんな男性の焦りがムードよりも直接的なスキンシップを求めてしまうのですね。

■ホルモンと恋愛も関係しています

とは言え、脳の構造だけでは恋愛脳は説明できません。

人が人を好きになる時にはPEA (フェニール・エチル・アミン)というホルモンが影響していることが分かっています。これによって人に「惚れる」だけではなく、抱き合いたい、キスしたいなどもっと直接的な性欲が生まれます。このPEAが脳から分泌されることで「恋愛脳」になるのですが、ホルモンはそれだけではありません。

男性には男性ホルモンが、女性には女性ホルモンが多く分泌されているのはご存知の通りですが、他にも「男らしさ」に影響する「テストステロン」は性機能も司っています。

性欲=恋愛ではありませんが、やはり婚活のバイタリティとなり惚れる・惚れないの恋愛にもテストレロンは影響しています。男性の方が婚活で申し込むことが多いのも、単に脳の構造だけではなく、こうしたホルモンの影響もあります。

もちろん、全て男性の方が恋愛脳で性欲が強いというわけではなく個人差があります。「草食男子」が増えていると言われますが、急に人間の脳やホルモンの分泌が変わるわけではありません。したがって、育っていた環境や周囲の人間関係等にも影響されますので、確実に「男性の方が惚れやすい」というわけではありません。

■性の本能的機能の違い

どこまで正しいのか、これも個人差があると思いますが、生き物の雄と雌としての本能的要素が男女の恋愛観の違いを生んでいるという見方もあります。

男性:より多くの女性との間に自分の遺伝子を残したい
女性:最高の相手との遺伝子だけ残したい

男性が恋愛(もっと言うとセックスの)「量」を本能的に求めるのに対して、女性は恋愛の「質」を求める(一生のうちで妊娠できるチャンスは限られています)というのがもっともな理由とされていますが、人間は社会的生き物ですので「理性」によってコントロールできるはずです。

性欲が暴走するのは男性に限ったことではありませんし、やはりこれも「個人差」があると言わざるを得ません。

■男性の望む恋愛、女性が望む恋愛

以上、述べてきたことをまとめると、

・男女の脳の構造には違いがある
・男性はより直情的に物事を判断しやすい
・ムード以上のスキンシップを早い段階で求めがち
・ホルモンも影響している
・ただし個人差がある

ということになります。「男だから、女だから~という考えだ」というのは正しくないんですね。ただ、総合的に見ると「男性脳」「女性脳」というものがありそうだ、ということになります。

それを踏まえて、例えば男性の望む恋愛について考えてみたいと思います。

男性は「メリハリのある恋愛」を望んでいます。それは何気ない日々の1コマかもしれないし、もっと深く愛し合いたい瞬間なのかもしれません。いずれにせよ、一旦動き出したら止まらないのが男性の恋愛とも言えます。

中途半端にスキンシップを取ることなく、メリハリのある恋愛が大切です。

「男性脳」の特徴により、男性は女性よりも本能的に行動してします傾向があります。それを上手に制御することが大切です。

一方女性は「ストーリーのある恋愛」を望んでいるのだと思います。男性のようにすぐに濃厚なスキンシップを求めるわけではなく、誰に対しても直情的に行動しにくいようなので、出会いから恋愛、結婚までが1つのストーリーになるように組み立てていくことができればうまくいくのでしょう。

お互いが望むような恋愛を求めていたら、おそらくどこかで衝突してしまうことでしょう。だから、婚活から入る恋愛では異性のすべてを受け入れる必要はありませんが、ある程度はその特徴を踏まえて恋愛をすることが大切です。

仮交際の段階でもおそらく男性の恋愛ではキスは「あり」です。しかし、女性からすればストーリーがないのにそんなスキンシップはできないはずです。しかし、本交際に入って恋人関係になって鉄壁のバリアを張っていると・・・、ひょっとすると結婚を逃してしまうかもしれません(キスしろというわけではなく、適宜距離感を縮めていくことが大切です)。

逆に女性が「恋愛モード」に入れば、毎日話さないと我慢できない、そういうこともあるようです。

結局、恋愛脳と言っても

①性差
②個人差
③周囲の環境

が関係してくるので、あくまで「傾向」として考えるのが良いと思います。