友情結婚、契約結婚、それがかなうサイトや結婚相談所を紹介

契約結婚、友情結婚を完全ガイド

 

2016年「恋ダンス」と共に話題をさらったドラマ『逃げ恥』(「逃げるは恥だが役に立つ」)ですが、そこで描かれた「契約結婚」の形は様々な反響を呼びました。
「男女の契約」ではなく「雇用主と従業員」という結婚のあり方については色々な意見があるのかと思います。
今回紹介する「友情結婚」も従来の結婚の概念とは違う結婚です。少し驚くかもしれませんが紹介していきます。

 

友情結婚とは?

友情結婚を実施している会社のHPによると、
友情結婚とは恋愛による婚姻関係(恋愛結婚やセックス・性的関係がある結婚)を考えるのが困難な人同士が性愛関係なく婚姻関係を結ぶこと

https://www.colorusfsb.com/aboutfsb
という記載があります。

 

恋愛結婚はもちろん、お見合い結婚であっても出会いは婚活ですが、次第にその人を好きになり「結婚したい」と思えるようになります。
そして、その先には、結婚前なのか後なのか分かりませんが、体の関係があるわけです。

 

しかし、友情結婚はその「恋愛感情」「セックス(体の関係)」を排した夫婦関係を結びます。

 

 

『逃げ恥』でも最初は平匡さんとみくりさんは、そういうことがない関係でしたが途中で恋愛感情が生まれ、結ばれましたよね。奥手な男女であっても、やはり結婚すればそういう感情が生まれ、そういうことをしたくなるのが道理なのですが、友情結婚は最初からその条件を排しています。

 

何らかの事情で「夫婦」になることが必要だが、恋愛感情を持ったりセックスしたりすることができない人が「友情結婚」という形で籍を入れて結婚します。

 

民法の離婚事由で「セックスをしない」「セックスを拒み続ける」が認められるように、現行の日本の「結婚」はセックスが定期的に夫婦にあることを想定しています。

 

セックスレスが多いと言われる日本の夫婦ですが、子供が生まれてからそうなるパターンが多いようで、最初から体の関係がないということはまずありえません。「なんとなくそうなった」のと「最初から「ナシ」で結婚する」のは意味が違います。

 

なお、「恋愛感情はない」「セックスはしたくない」「けれど子供が欲しい」という場合は、不妊治療(つまり人工授精)で妊娠させるということです。セックスによる妊娠はあくまでもしないよ、というスタンスです。

 

「友情結婚」に特化した結婚相談所

この「友情結婚」を行っている結婚相談所が「カラーズ」です。
まだ開設間もない(2015年3月設立)結婚相談所で、いわゆる「仲人型結婚相談所」になります。

 

大手仲人型結婚相談所のNNRにも加盟しています。
ただ、NNRは愛も体の関係もある結婚をしたい人がほとんどだと思いますので、その中から友情結婚のようなことをしたい人を個別に探すか、NNRに加盟していない独自の自社会員をマッチングさせることになると思います。

 

ちなみに、カラーズの自社会員は 約150名です。
従来の仲人型結婚相談所と流れはほぼ同じです。

 

お見合い

仮交際

本交際

成婚

 

あくまで「結婚したい人」が入会しますから、「事実婚でいいや」「パートナーが見つかればいいや」という感じではないです。LGBT婚活とは違い、異性と入籍して「結婚」するのが目標です。
その他、婚活パーティーや婚活イベントも行っていて、トータルで友情結婚できる相手を探していきます。

 

活動費は以下の通りです。仲人型結婚相談所に準じた料金体系になっています。

  • 入会費 32,400 円
  • 登録費 75,600 円
  • 月会費 5,400 円 / 月
  • お見合い 5,400 円
  • 成婚費 324,000 円

基本料金はかなり安いのですが、成婚料が激高です。
これはご自身のセクシャリティを理解してくれる人を見つけるのはなかなか大変で、結婚相談所の人も苦労するということでしょうね。

 

そもそも友情結婚っていいの?偽装結婚と違うの?

 

でも、愛も性もない結婚って「偽装結婚じゃないの?」と考える人もいるかもしれません。「セックスがなければ夫婦生活は破綻している」と離婚のときに判断されることもあります。愛は外から見えませんが、セックスはやるのかやらないのかわかります。

 

そうなると、そういう関係が全くない「友情結婚」は結婚を偽装している!?そうではありません。

 

結婚してから「実は全くセックスできない」と打ち明けるわけではなく、婚活の段階で「そういうのはありません」と了解した人だけが婚活するわけで、双方了解しています。

 

夫婦として共同生活を行い、生計を1つにして、何かあればお互いを助けて、家族の扶養もして・・・、と愛とセックス以外の部分については夫婦になることは全く問題なし、OKというのが友情結婚です。
名前だけの夫婦である偽装結婚とはその点で全く異なるものだと分かると思います。

 

 

なお、結婚前には「婚前契約書」を交わすようです。婚前契約書とは夫婦のあり方について双方が了解した契約書で、お互いの財産や家事の分担、何かあった時の財産の分配・相続、もっと言うと「浮気をしない」「休日は家族サービスをする」「セックスは週1回以上必ずする」なんて取り決めもできます。
公正証書役場などで認証してもらい、法的効果を持たせます。

 

つまり、友情結婚はその逆で「セックスはしない」ということを書いて契約するんですね。実は夫はセックスしたくて、結婚後妻に強引に迫る・・などというリスクをなくすためです。

 

夫婦であっても、同意なしにセックスすれば強姦などになる可能性もありますが、これは刑事事件の範疇で、民事においてもそういうことがあれば法的責任になるという効果を婚前契約書で与えます。

本気で友情結婚したい人のための結婚相談所だということが分かると思います。

 

なお、この友情結婚コーディネート事業が「平成25年度補正予算 創業補助金」で認定されました(【採択番号:25創業2- 609】)。
つまり、政府予算の創業資金で友情結婚が新しいアイデアとして認定されたことになります。

 

友情結婚をしたい人ってどんな人?メリットとは?

 

では、「友情結婚」したい人とはどのような人たちなのでしょうか?
ゲイやレズビアンなどLGBTの人が思い浮かびますが、それだけではないようです。

 

LGBTについては別の記事「LGBTの婚活まとめ!様々な種類の人気の婚活ランキング」を参照してください。

 

パートナーのいないゲイ、レズビアン

同性愛なので、異性に対して恋愛感情が沸きません。性的に興奮しないのでセックスもできません。
しかし、同性のパートナー(恋愛対象)と生涯を歩むイメージがわきません。世間体もあり、「結婚」という体裁は整えたいケースです。
この場合、子供も人工授精等によって欲しいという人もいます。

 

パートナーのいるゲイ・レズビアン

上と似ていますが少々違います。
既に、性の対象となる同性のパートナーがいてその部分は満たされています。その同性のパートナーと生涯を歩みたいと考えていますが、子供は欲しく、「父」「母」としてやっていくための協力者が欲しいケースです。
どちらかというと一番偽装結婚と間違われるケースかもしれません。

 

バイセクシャル

男性も女性もどちらもOKという人です。つまり、別にいい異性がいればセックスもできるのですが、自分のセクシャリティを理解してくれる人と出会いたいパターンです。これは、相手がOKすればセックスもありです(その旨婚前契約書に書くのだと思います)。

 

Aセクシャル

聞きなれない言葉ですが、異性にも同性にも恋愛感情も性的欲求も抱かない性的指向(無性愛)といわれています。
要は、恋愛やセックスをしたい気持ちが全くない人たちです。拒否するわけではなく、そもそも基本的欲求としてそれらがないとイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。

 

欲求度合いによりますが人類の1%の人が当てはまると言われています。

 

ノンセクシャル

同性または異性に対して恋愛感情が沸くが、性的欲求が沸かない人たちです。好きでラブラブだけどエッチはできない、したくないケースです。

 

恋愛と性愛の境目が人によって違うのですが

  • 手をつなぐのでも無理
  • キスができない
  • セックスができない(キスまでならOK)

など様々です。
キスまでは普通にしていたのに、いざセックスしようとしたら拒絶された、そういう性の不一致が結婚を阻んでいます。それを解消するため友情結婚します。

 

性忌避症(ストレート)

キスやセックス、あるいは恋愛そのものについて、興味がない、いらないのではなく、そうしたこと自体を嫌悪するセクシャリティです。性忌避症という人もいます。
男女の、あるいは同性間のスキンシップや性的交わり自体を本能的に拒絶する、汚らわしいと思う人が実は一定数存在しています。
でも結婚はしたい。社会的に夫婦というステータスは手に入れたいし、一緒に食事するなどは大丈夫という人たちですね。

 

このように様々なセクシャリティを持つ人が「夫婦」という社会的地位を手に入れるためには友情結婚しかないわけです。

 

 

ご存知のように、渋谷区などでは同性のカップルにも夫婦相当の証明を条例等で出すところも出てきましたが、法律上の「同性婚」はまだ認められていません。
もし、セックスなどがなくてもお互いに了解してやっていくことができる組み合わせがあれば、男女どちらにとってもwinーwinの関係になり、夫婦だから可能な様々なメリット(控除、相続、手当等)を享受できるというわけですね。

 

「性的関係がなく恋愛感情がない夫婦」を何とかして作っていくのがこの「友情結婚」になります。様々な性的マイノリティの方々を、今の日本の法制度の枠内で救うことができる最大公約数として「友情結婚」があります。同性婚が認められればそちらがいい、という人はもちろんいるでしょうね。

 

ただ、どのカップリングでもいいわけではありません。
ゲイの男性と性忌避症の女性が結婚しても、男性には性欲自体はあるわけで、「浮気相手」(同性パートナー)を作ったり、自身で性欲を解消するためのAVなどを買ったりするかもしれません。性忌避症はそういうものを嫌悪するわけですからうまくいかないですよね。
だからすごく相手を見つけるのは大変なんです。

 

友情結婚のデメリット

性的マイノリティの方のための友情結婚ですので、そうではない人は通常の恋愛や婚活をすればいいわけで、初めから了解している人達だけだからデメリットはないのでは?と思いますが、やはりいくつかはあると思います。

 

セックスしたくなった場合

 

性的な欲求がないのは先天的なものだけではなく、後天的なものかもしれません。夫婦として生活していて、何らかのきっかけで恋愛感情や性的な感情が沸いても、友情結婚であればセックスすることができません。

 

もちろん、「夫婦」ですからお互いに了解すればセックスしても何の問題もないのですが、拒んでも婚前契約書等でその旨契約しているのですから、法的に拒否することができます。

 

「セックスしないこと」が結婚の条件ということは、むしろセックスを求めれば大変なことになるかもしれません。もちろん、強引にしてしまえば(男女問わず)刑事事件になってしまいます。

 

将来的に同性婚が認められた場合

 

渋谷区のパートナーシップ条例の際にも大反対があったように、現在の日本の環境で同性婚がすぐに認められるかというとそうでもなさそうです。
だからこそ「次善の策」としてLGBTの人が友情結婚を選ぶパターンもあると思います。

 

しかし、将来的に日本でも同性婚が認められた場合、離婚して同性の人と再婚できますか?結婚相手を変えることになりますので、バツイチになりますし、戸籍にもその旨書かれます。

 

また、友情結婚している相手に対して愛情ではない何かがものすごく高くなっているでしょう。パートナー(「夫婦」)として自分を選んでくれた人を簡単に離婚することができますか?

 

経済的な問題、財産の問題、これまで築いてきた社会的信用、世間体、そして相手への感謝など、それらと同性婚のはざまで悩む人、トラブルになる人が出るかもしれません。将来的に「結婚制度」が変わった場合、それに対するリスクがあるかもしれません。

 

色々なリスクとメリットを総合的に判断してください

  • 同性が好きな人
  • 性的な欲求がない人
  • 性的なことが嫌いな人

 

いわゆる「性的マイノリティ」の方のニーズに合う形で「友情結婚」というスタイルが登場しました。大手の「カラーズ」でも会員150名ということで、大きなニーズにはならないかもしれませんが、本来持っているご自身のセクシャリティを隠して我慢して結婚した人もいます。

 

 

またそれゆえ、結婚できずに周囲から色々な眼で見られている人もいるかもしれません。
そうした人が日本の今の制度でbetterな選択として「友情結婚」を選べるのはとてもいいことだと思います。

 

ただし、性的な部分を排していることのメリット、デメリットをよく判断してください。
婚活でいえば、「仮交際」の距離感で一生過ごすということです。
答えがない問題なので、皆さんの判断材料の1つにしていただければありがたいと思います。

 

「友情結婚」とそれがかなう結婚相談所を紹介します まとめ

  • 友情結婚とは性的関係がない夫婦となる結婚
  • 性的マイノリティの方々が社会的に「結婚」し「夫婦」となるために必要な場合がある
  • 子供が欲しい場合は人工授精など不妊治療で行う
  • 友情結婚は偽装結婚とは違う。相手に好意自体は存在する
  • 友情結婚に特化した結婚相談所(カラーズ)がある
  • セクシャリティは多様なので自分に合った相手を見つけるのは簡単ではない
  • 一度結婚してしまうと、離婚の際のリスクは通常のケースと同じ
  • 婚前契約書等で「セックスしない」旨を交わすことになり、このことが離婚事由にはならなくなる

 

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