Dinks(共働き夫婦/子どもなし)の人生!婚活!結婚ガイド

まずは婚活をして相手を見つけなければなりませんが、その先の夫婦の形として「Dinks」という生き方があります。昔の日本ではなかなか許容されないものでしたが、最近では徐々にそういう生き方を選択する夫婦も増えてきました。ただ、婚活で同じDinksの価値観を探すためには少々戦略が必要になります。

■Dinksって何?

最近よく聞くようになった「Dinks」(大文字でDINKsということもあり)という単語ですが、具体的な内容について知らない人もいるかもしれませんので解説します。

Dinksとは「Double income no kids」の略で

Double Income=収入が2つ=共働き
No Kids=子どもがいない

共働きで子どもを持たない夫婦


ということになります。

今の時代「寿退社」する女性なんてほとんどいなくなったのだから、そんなの当たり前では?と思われるかもしれませんが、Dinksは将来にわたって積極的に子どもを持たないという生き方になります。

つまり、避妊はしっかりするし、子どもができなくても不妊治療などは行いません。生涯にわたって子どもを産まず、育てず、夫婦二人で生きていく生き方になります。結果として子どもができなかったのではなく、最初から子どもを作るつもりがないという夫婦のあり方です。

ちなみにその逆の言葉に「One Income Two Kids」というものがあります。夫の稼ぎで、二人の子どもを育てるという、なんだか「昔の日本の家庭」という感じですね。その対極にあるのがDinksになります。

この生き方を選択する夫婦が最近増えています。

平成24年就業構造基本調査|総務省

によると、夫婦共働き世帯は全国1297万世帯で、全国の全世帯のうち45.4%です。夫婦共働き世帯はこの30年で208万世帯から1297万世帯と6倍増えたことになります。そのうち、Dinks世帯に限ると平成24年時点で362万世帯になり、年々増加しています。決して珍しい存在ではなくなっています。

■昔だったらとんでもない!?

One Income Two Kidsが「古き良き日本の家庭像」だとすると、Dinksはその対極にありますから、昔の日本では認められなかったのでしょう。

「この年まで独身でいて・・、とっとと嫁に行け」
「この甲斐性ナシが!まだ嫁をもらえないのか」

という価値観の中では例え結婚しても「子どもを持って一人前」という世間の目は厳しいものがありました。結果として子どもができなかったとしても、その追及は男性ではなく女性に行く(嫁に問題がある。事実はそうでなくても)のも悲しい現実でした。

でも今ならば「夫婦がその生き方でいいんじゃない」と当人の意志を尊重する人が増えてきたと思います。ただし、Dinksという生き方を選択するためには夫婦それぞれの合意が必要です。


「本当は子どもが欲しいのに」というケースは離婚になってしまうでしょう。お互いが同じベクトルの価値観を持っているときに、このDinksを選択できます。

■本当にDinksでいいの?メリットとデメリット

当然Dinksにはメリット、デメリットがあります。以下で見ていきましょう。

□メリット

お金に余裕がある

収入が2つ、しかも正社員ならば1000万円前後のお金が自由にできます。子どもに使うお金そのまま浮くのですから、夫婦で自由にお金を使ってエンジョイできます。独身のままよりも結婚した方が固定費(居住費、光熱費等)は浮きますから、より趣味の世界などに没頭できるでしょう。

お互いが同じ趣味ならばどんどんお金をかけることができますし、毎月旅行に行く夫婦もいます。「節約」という観念を気にせず、どんどん散財できます。

時間に余裕がある

子育て、育児に時間を取られることもなくなります。ずっと夫婦二人の時間、新婚当初のままずっと何十年も二人の時を過ごすことができます。趣味にかけるお金だけではなく時間も使い放題。どうせお金があるのだから、面倒な家事はプロにお任せしてもいいかもしれません。

キャリアが形成に成功する

特に女性の場合、正社員を続けたとしても、妊娠→出産→育児の過程で数年のロスをしてしまいます。また「子どもがいるのだからあまりきつい仕事には・・」と良かれと思って行った配慮が、その人にとってのキャリア形成を邪魔してしまうかもしれません。

子どもを産んだことがマイナスになる会社はさすがに減ってきていると思いますが、他の人(多くは男性)と比べて働いていた期間が減ってしまうと、さすがに昇進や出世に差が出てきてしまうのでしょう。本来は男性が育児休暇も取るべきですが、そうならない社会的事情もあり、女性側のキャリアを重視すると、Dinksを選ぶというケースもあります。

□デメリット

子どもを育てたくなった場合

最初は「子どもはいらない」と思っていても、40歳を過ぎて周囲の家庭を見ていて、「やっぱり欲しい」と思っても、妊娠、出産できない年齢に(特に女性が)なっていると、もうどうしようもありません。

訳ありの里子や養子をもらって養父、養母になるという方法もありますが、なかなかそういうツテもないですよね(それにそういう子どもはトラウマを持っている可能性もあり、子育てはかなり大変です)。

あと夫の方がどうしても子どもが欲しくなった場合、浮気や離婚の可能性も出てきます(妻も夫と離婚してシングルファザーと再婚することも)。

「子どもはいらない」という価値観が揺らぐと夫婦関係が崩壊してしまうかもしれません。

病気になったとき、介護が必要になったとき困る

子どもは介護要員ではありませんが、やはり病気になったり、配偶者に先立たれたりしたときは、親族に面倒を見てもらいたいものです。子どもがいないとそういうことは叶いません。

きょうだいやその家族に面倒を見てもらうということもできますが、やはり気まずいですよね。最終的には介護施設などに入ることになりますが、寂しい晩年になってしまうかもしれません。今はいいのですが、こういう最期はつらいかもしれません。

ハラスメント

「子なしハラスメント」です。Dinksだけではなく、結果的に子どもができなかった人への「何で子どもを作らなかったんだ」的なハラスメントがまだ残っています

家族、親族だけではなく、会社の同僚や近所の人から奇異の目で見られることもあり、「夫婦仲が悪いんじゃないの」「どちらかに男女としての欠陥がある?」「立派な大人ではない」という視線が突き刺さります。

面と向かって言う人はいないでしょうが、そういう「空気」はやはり醸し出されることがあります。

意外とお金が貯まらない

本来は子どもがいないからこそ、老後の資金を溜めておかないといけないわけですが、自由に使えすぎるあまり、まったく節約せず浪費してしまうケースもあるようです。これは二人の意識改革でどうにでもなります。

■婚活では子どもが欲しい人が大多数

婚活をするとわかりますが「子ども希望の有無」では「あり」にしている人が大多数です。「どちらでもない」もいますが「いらない」と書いている人は超少数になります(たまに50歳くらいの女性で「あり」や「どちらでもない」にしている人がいますが、それはシングルファザー&連れ子可と解釈します(よね?))。

これは、本当はどちらでもない、子どもはいらない、Dinksでやっていきたいと思っていても「あり」以外にすると申し込みしても切られる可能性が高くなるためのリスクヘッジです。

たまに50代のハゲた、メタボオヤジが20代女性希望で「子どもがほしい」と書いている人がいますが、そういう人もいるわけでなかなか人間の欲望が出る記載項目になっています。

リスクヘッジのために「子ども希望、あり」としていても実際にDinks希望でいらないのであれば、交際が始まり結婚する段階になって破談になることもあります。結婚後、子どもがいらないからセックスを拒否し続けたら離婚原因になりますし、避妊しても100%の保証はありません。

じゃあ

  • セックスがない「契約結婚」を選ぶ?
  • 子どもができたら堕胎する?

難しい問題ですよね。


※契約結婚についてはコチラ

友情結婚、契約結婚、それがかなうサイトや結婚相談所を紹介

筆者としては、積極的に子作りせず、避妊もするが、妊娠した場合は天啓だと思って育てる、くらいの感覚でいた方が「何が何でも子どもがいらない」という姿勢よりもギスギスしないと思いますがいかがでしょうか?

■Dinksで生きたい人の婚活

「子どもが欲しい」と書いて結婚して「やっぱりDinksがいい」となると、大騒ぎになってしまいます。Dinks希望の人向けの婚活はないのでしょうか?考えてみました。

□婚活サイト

Dinks向けの婚活サイトはありませんが、婚活サイトは会員の母数が多いので、最初から「子ども希望しない」「Dinks希望」と書いて活動してみるのも1つの方法です。案外、本音ではDinks希望の人も多いかもしれません。

検索する際は「子どもを希望しない人」からまずアタック。また、「Dinks」などのワードでプロフィール検索してもいいでしょう。

女性の場合、完全無料の婚活サイトもありますから、

1つ(無料)はDinksを明確に打ち出す
もう1つ(有料か)無料はその辺はぼかす


でやってみてもいいと思います。実際にどのくらいDinksの需要があるのか、一番費用対効果がよくて安くわかるのが婚活サイトになっています。

□婚活パーティー

こちらもDinks専門の婚活パーティー会社はありませんが、大手のパーティーで「Dinks希望者」の回を探せばいいです。

例えば

夫婦2人で暮らしていきたい~DINKs編|【公式】エクシオスペシャルパーティー

や『クラブチャティオ│ツヴァイ 運営』でもDinks希望者向け婚活パーティーの開催実績があります。

など。回数は少ないですが、その回に来ている人は100%Dinks希望なのですから、確実にそうした生き方に合う人を探すことができます。

□結婚相談所

IBJなどの結婚相談所で婚活する場合、Dinks希望であっても仲人から「プロフィールには子どもが欲しい」と書くように言われることが多いでしょう。これはDinksを希望する人の絶対数が少ないので、この段階でマッチングの可能性を狭めてしまうことへの危惧もありますが、その他にも、女性の場合、婦人科系に病気があると邪推されるリスクをヘッジするため、男女ともに、何か育てられない事情がある、家庭環境に問題があるなど変なことを推測されないようにする意味もあります。

Dinks専門の結婚相談所というものはないので、なるべく大きな結婚相談所(仲人型結婚相談所がいい)に行き、若い仲人さんに相談するといいでしょう。ベテランは価値観が古い人が多いので、この場合はやめておいた方がいいです(通常の記事では筆者はベテラン仲人推しなのですが)。


ちなみに筆者が過去にIBJで婚活していたとき、「子どもは希望しない」としていた女性は、20代~30代だと10人ちょっとくらいでした(60代~70代のおばあちゃんは結構いましたが)。希望しない理由も「病気を持っている」「体が弱い」「子宮に問題がある」など物理的に出産、子育てが難しい理由を書いている人が多く、Dinks希望と見られる人は数名でした。だから、「子どもは希望しない」と書いていない人からDinks希望を探し出す必要があり、それは仲人の力を借りないとできない、というわけです。

「若い感性」の仲人がいるという意味では、筆者が結婚できたこちらの結婚相談所を紹介しておきます。

【Bridalチューリップ】

Dinks希望の場合は、どの婚活をする場合も、最初から「子どもはいらない」という条件を付けて、フィルタにかけたうえで、それでもいい人、Dinksを希望する人と会った方がいいです。

最後に「Dinks 婚活」で検索すると、このマンガが最初にヒットします。

Dinksで働きたい女性の婚活マンガなのですが、良ければ読んでみてください。

合理的な婚活~DINKsを本気で目指すおたくの実録婚活漫画~

■Dinks(共働き夫婦/子どもなし)で結婚したい!共感パートナーの探し方 まとめ

  • Dinksは夫婦共働きで積極的に子どもを持たない生き方
  • 新婚夫婦や子どもができない体の夫婦は含まない
  • Dinksの夫婦は年々増加している
  • Dinksにはメリット、デメリットがあるのでよく理解する
  • 収入がいいが節約の観点を忘れがちになる
  • 子どもが欲しいと思ったときに夫婦関係が壊れるおそれあり
  • 子どもを持たない夫婦への偏見は減ったとはいえ依然としてある
  • 婚活でDinks希望を探す場合、最初から「子どもはいらない」とアピールしたほうがいい
  • Dinksを専門的に扱う結婚相談所はほとんどない
  • 婚活サイトならば条件で「子どもはいらない」人を見つけやすい
  • 老後までの生き方が決まるのでよく考えて判断する