VR【仮想現実】と婚活の相性って?

皆さん「VR」「AR」という言葉をご存知ですか?
といってもすぐには思い浮かばないかもしれません。

それならば「ヴァーチャルリアリティー」ならどうでしょう?これは聞いたことがありますよね。
実はこの技術を婚活に応用できないか?最近研究がされていて、実際にこれを使った婚活も企画されています。

新時代の婚活方法として、VR、ARがどのように使われるのか予測してみたいと思います。

VRとARの違い

  • VR=Virtual Reality=仮想現実
  • AR=Augmented Reality=拡張現実

という言葉になりますが、それぞれこういうことです。

VRについて

仮想現実世界では、仮想世界を含めたあらゆる体験を、時間や空間を超えて実現します。
要はファンタジーの世界に行くことができる技術ですね。オンラインゲームやネトゲの拡張版というイメージでしょうか?

PCを使って、オンライン上で自分のプレイヤーを操作して、ゲームの世界で様々な冒険をすることをより発展させ、キーボードやマウス、コントローラーを操作しなくてもその仮想世界を体験できるのがVRです。

最近ではVR(仮想世界)を舞台にしたアニメなども出ていますよね。
「ソードアートオンライン」の世界がVRだと思っていただければと思います。

ARについて

拡張現実世界は、現実世界での情報に何かを加えることでより迫力のある体験ができるというもの。
スマホや電子機器の位置情報などによって、本来そこにはないものが見えるといった感じでしょうか。

そう、爆発的な人気の『ポケモンGO』が代表的なARだと思ってください。
あれはスマホの位置情報を利用して、実際のスポットがポケモン世界での重要物に変化し、その場所に実際に行くことでイベントが体験できるというものですよね。
全くの仮想空間ではなく、半分現実空間にいながら、別の世界を覗くことができるのがARだと思ってください。

これらをどう婚活に活用していくのでしょうか?

実は人気がある婚活「謎解きゲーム」

VRやARを利用した婚活の元となっているのが「謎解き婚活」です。

これは、男女がグループ(あるいはペア)になり、実際に建物や街中を歩き回って課題に挑戦し、クリアしていくというゲームをしながら仲良くなるという婚活です。

チェックポイントに行くと、何かアイテムやキーワードがありそれを元に与えられたミッションをクリアしていくという、リアルRPGのような体験ができて楽しいのですが、

  • 街中で行う→地域の人の協力が不可欠
  • 建物で行う→大きな建物を借りないといけない

というわけで企画側の負担も大きく、行いたいが難しい面もあるというのが実際のところです。
子供だましレベルでは興ざめしてしまいますし、本格的なものを婚活でやろうと思えば参加費が跳ね上がります。

そこで、実際の空間にアイテムなどを置くのではなく、VRやARの技術を使って仮想空間上で冒険やミッションを共有してもらおうというわけですね。
例えば、『ポケモンGO』を男女ペアになり行い、「レアポケモンを見つけよう」だけでも十分楽しめる婚活になりますよね。

VR、AR婚活の実際例

実際にこの技術を使った婚活が行われています。
昨年、大手結婚相談所のノッツェが以下のようなイベントを行いました。

イベント概要

2015年11月28日、29日
VR婚活イベント「旅コン~お見合い大作戦!~」
場所 埼玉県滑川町国営武蔵丘陵森林公園

東京ドーム65倍の広さの公園の敷地内で、謎解き婚活を開催しました。この広さの公園に仕掛けを設置するのは困難ですし、他の利用者もたくさんいますよね。そこで、専用のゴーグル(VRの技術を応用したもの)を男女にしてもらって、位置情報を活用したARゲームを行いました。

簡単に言うと、武蔵丘陵森林公園限定で『ポケモンGO』を行うようなものですね。こう考えるとイメージしやすいと思います。ゴーグルをしている姿は少しカッコ悪いかもしれませんが・・・。

今後もこうしたVRやARを利用した謎解き婚活が増えていくものと思われます。

VR、ARを利用した婚活のメリット

VR(まだそこまで実用化していませんが)やARを使った婚活にはどのようなメリットがあるのか考えてみます。

仮想空間だからこそできるダイナミックな体験の共有

実際には行くことができない大自然の場面(例えば断崖絶壁や滝つぼなど)やファンタジーの世界を一緒に体験することができれば、それによって共有した時間や絆は愛情に変わりやすくなります。

できないことをヴァーチャル技術で仮想体験させることができるので、通常では絶対に経験できない場面を設定することができます。ただ一緒に街中を歩いたことよりも、異世界の冒険を一緒にした方が、それは仲良くなりますよね。

場所を用意しなくてもどこでもできる

実際に謎解きや自然散策をするのであれば、そこに行かなければなりませんし、地域の方々の協力や理解も不可欠です。準備にも時間と手間がかかりますよね。

でし、VRやARであればそうした準備もいらず、極端な話会議室さえ用意できれば可能になります。婚活と関係ない人に迷惑をかけずに、非日常を体験しながら仲良くなるのはこの技術を使わない手はありません。

体が不自由な人やシニア婚でも楽しめる

本来のVR、ARに期待されていることですが、例えば車いすの人は現実では車いすを押さないとどこへも行けません。この人が謎解き婚活に参加するのは難しいかもしれません。しかし、ヴァーチャルであればそうした現実のハンディを乗り越えることができます。

実際、VRをテーマにしたアニメ、ゲームでは病気で寝たきりのキャラクターが、VRによって異世界で活躍するようなシーンもあります。障害者の方の婚活も幅が広がると思います。

またいわゆる「シニア婚」でも、少しハードな自然散策に行ってアキレス腱を切ってしまった、などの話を聞きます。VRやARであれば平坦な場所でも楽しむことができるため安全です。これは、婚活だけではなくシニアのレジャー全般に言えることかもしれません。

今後どうなっていくのか展望

おそらく、今後、VRやARはどんどん進化、発展していくことでしょう。
『ポケモンGO』があれだけ世界的なブームになったわけですから、潜在的な可能性は相当大きなものだといえますね。

今後の展望ですが、まさにヴァーチャルな話なのでSFのように現実と仮想空間の区別がつかなくなり、結婚しなくても仮想嫁(夫)と暮らせればいいや、的な展開も考えられますが、婚活情報サイトですのでポジティブに行きましょう。

今でもネトゲ(オンラインゲーム)で知り合った人と、リアルで会ってから付き合って結婚するという例は結構あります。趣味を共有している人ですからうまくいくのですが、これにVRやARの技術を使って「3次元の婚活サイト」ができるような気がしています。

例えば、「恋愛シミュレーションゲーム」のような婚活シミュレーションゲームを行い(高校時代を仮想体験)、そのキャラクターたちはリアルで婚活している人で、実際の容姿を高校時代に戻したもの、みたいに様々なシチュエーションに応用できるのだと思います。

まぁ、今後どんなものが出てくるのか期待できる婚活ですよね。
ヴァーチャルですから可能性は無限大のはずです。

※追記

■相席屋とVRの融合

と言っているうちに、新しいVRを活用した婚活が生まれました。

最近店舗数が急激に伸びている『相席屋』(株式会社セクションエイトが運営する相席居酒屋)ですが、就職説明会で学生向けに『相席屋』をVRで体験するブースを出したようです。

「360度動画で“婚活”を疑似体験 東京ビックサイトにて開催」

『相席屋』については

「婚活居酒屋、相席、ラウンジは結婚にガチで結びつくか?テクニック編」

に詳しく書いてあります。

学生が居酒屋に行くことはありますが、「婚活居酒屋」に行くことはまずないですよね。就職して実際に『相席屋』を運営する立場になるにあたって、VRを使って体験できるというのは大きいと思います。

実は、JRAでは新入社員研修で馬券を買うことがあるようで(ご存知のように学生では馬券を買えませんし、就職すればインサイダーになるので禁止されます)、実際に自分が体験しないと仕事としてやっていくうえ問題になることがあります。だから、VRを有効に活用すれば、相手に迷惑がかからず経験ができるんです。

本当の『相席屋』に体験で行っても、出会いや婚活目的で来ている人に失礼です。だからバーチャルな世界が役に立つというわけです。

ここまで技術的にできているのですから、将来的には本当の「VR相席屋」ができるかもしれません。出会いを求める男女がVRのマスクをして、仮想空間でお話をする。これならば、ボディタッチなどの危険もありませんし面白いと思います。

ひょっとすると新時代の婚活がそこまで来ているかもしれない、というトピックスを紹介しました。

婚活VRとARで婚活市場の広がりを予測! まとめ

  • VR=Virtual Reality=仮想現実→作られた世界へ自分を置く:ネットゲーム、MMO
  • AR=Augmented Reality=拡張現実→現実世界に情報を追加する:ポケモンGO
  • VRやARの技術を「謎解き婚活」などに応用する例が出てきている
  • VRやARであれば場所の制約がなく周囲にも迷惑がかからず準備の手間もない
  • 絶対に現実では体験できないシーンも再現できる
  • 非日常体験を共有することでよりカップルになりやすくなる
  • 今後は会う前にヴァーチャルで相手との時間を共有するなど、恋愛ゲームに近い婚活も出てくるのではないか?
  • 仮想現実にはまるのではなく、仮想現実をリアルに引き寄せるのが大切

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